プラットフォームに依存しないファイル名からプラットフォーム固有のファイル名への変換は、テーブルに格納されている定義によって制御されます。これらの定義は、以下のオブジェクトを参照します。
・ オペレーティングシステムおよび構文グループ
・ 論理ファイル名
・ 物理ファイル名
・ 論理パス
・ 物理パス
以下の図は、論理ファイル名がプラットフォーム固有のファイル名に変換される方法を決定するオブジェクト間の関係を示しています。

物理ファイル名とパスのパラメータ
物理ファイル名とパスには、実行時に処理待ちに戻す、次のような角括弧で囲んだキーワードが含まれることがあります。
テーブル
キーワード
キーワード |
代理パラメータ値 |
<OPSYS> |
汎用モジュール FILE_GET_NAME に対応するオペレーティングシステム |
<INSTANCE> |
R/3システムのインスタンス |
<SYSID> |
システム項目 SY-SYSID に対応する R/3システムの名称 |
<DBSYS> |
システム項目 SY-DBSYS に対応するデータベースシステム |
<SAPRL> |
システム項目 SY-SAPRL に対応する R/3リリース |
<HOST> |
システム項目 SY-HOST に対応するホスト名 |
<CLIENT> |
システム項目 SY-MANDT に対応するクライアント |
<LANGUAGE> |
システム項目 SY-LANGU に対応するログオン言語 |
<DATE> |
システム項目 SY-DATUM に対応するデータ |
<YEAR> |
システム項目 SY-DATUM に対応する年(4文字) |
<SYEAR> |
システム項目 SY-DATUM に対応する年(2文字) |
<MONTH> |
システム項目 SY-DATUM に対応する月 |
<DAY> |
システム項目 SY-DATUM に対応する日付 |
<WEEKDAY> |
システム項目 SY-FDAYW に対応する週の稼働日 |
<TIME> |
システム項目 SY-UZEIT に対応する時刻 |
<STIME> |
システム項目 SY-UZEIT に対応する時間(時間と分単位) |
<HOUR> |
システム項目 SY-UZEIT に対応する時間(時間単位) |
<MINUTE> |
システム項目 SY-UZEITに対応する時間(分単位) |
<SECOND> |
システム項目 SY-UZEITに対応する時間(秒単位) |
<PARAM_1> |
汎用モジュール FILE_GET_NAME のパラメータ 1 の値 |
<PARAM_2> |
汎用モジュール FILE_GET_NAME のパラメータ 2 の値 |
<P=name> |
現システムにおけるプロファイルパラメータ値 |
<V=name> |
変数テーブルに定義された変数の値 |
<F=name> |
汎用モジュールのエクスポートパラメータ OUTPUT の値 |

物理ファイル名とパスにこれらのパラメータを含めると、ファイル名の割り当てを区別したり標準化したりするのに役立ちます。たとえば、キーワード
<TIME> は、ファイルを短い時間間隔で何度も行に格納する必要のある場合に役に立ちます。システム項目とは別に、特に以下のキーワードを使用すると、臨機応変にファイル名の割り当てができます。・
<PARAM_1> および <PARAM_2> は、プログラムの汎用モジュール FILE_GET_NAME に送られる値によって置き換えられます。・
<P=name> は、現行システムのプロファイルパラメータの値によって置き換えられます。プロファイルパラメータおよびその値の一覧を照会するには、レポート RSPARAM を起動します。・
<V=name> は、プラットフォームに依存しないファイル名についてのカストマイズテーブルから得られる変数値によって置き換えられます。・
<F=name> は、汎用モジュールによって戻される値によって置き換えられます。この汎用モジュール名には、接頭辞“ FILENAME_EXIT_ ”がなければなりません。汎用モジュール名などのキーワードは、その名前のこの接頭辞に続く部分でのみアドレスされます。たとえば、汎用モジュール FILENAME_EXIT_EXAMPLE を使用した場合は、キーワードは <F=EXAMPLE> を読み込みます。