データモデラ : 概要 

データモデラとその使用方法

データモデラは ABAP ワークベンチの開発ツールであり、これを使用して、 SAP SERM メソッド (SERM = 構造化エンティティ関係モデル ) に従うデータモデルを登録することができます。 データモデラによって、モデリング機能がサポートされるほか、登録したモデルを ABAP ディクショナリにマッピングすることが可能となります。

データモデラは ABAP ディクショナリと密接に統合されているので、トップダウンおよびボトムアップのモデリング方法が可能です。

データモデラの基本オブジェクトは、データモデルとエンティティタイプ、およびエンティティタイプ間に存在する関係と専化です。

モデル化される問題は、通常は実世界または抽象世界の小さな一部分であり、データモデルにマッピングされます。

モデル化される部分の個別な ( 物理または抽象 ) オブジェクトは、関係によって結ばれるエンティティタイプによってモデル化されます。

 

ある大学のデータモデルを登録するとします。 モデル名をたとえば Unimodell とします。 最初に、その大学の教授や学生という、モデルの小さな一部分だけを考えます。 教授 学生 という 2 つのエンティティタイプ、およびこの 2 つのエンティティタイプの間の関係を定義します。この関係は 指導 という名称にします。

データモデラでは、任意の数の階層レベルを持つデータモデルを登録することができ、処理においてデータモデルの一部を再使用することができます。 データモデルのコンポーネントは、階層一覧とグラフィック表示において展開または圧縮できるので、巨大なデータモデルを扱うのが容易になります。

モデリングにはグラフィックエディタを使用するので、製図板を使用する感覚でデータモデルを設計することができます。

 

他の題目 :

エンティティタイプ

エンティティタイプの属性

関係

専化 / 汎化

構造コンセプト : データモデルとデータモデル階層

トップダウンおよびボトムアップモデリング

整合性チェック

データモデラとビジネスナビゲータおよびビジネスオブジェクトリポジトリとの統合

データモデルの概要