入力のチェック

特定のチェックルールを定義すると、標準入力チェックを拡張することができます。 すると、各転記イベントごとにルールがチェックされます。 たとえば、以下のようなルールを定義することができます。

・ ある一定の連結勘定科目を転記できるのは、ある一定の取引タイプだけ

・ 特定の従業員 ( ユーザ ) が入力できるのは、ある一定の値範囲内だけ

・ ある取引タイプによって資産科目に転記される減価償却の合計額は、減価償却に該当する連結勘定科目の合計額と等しくなくてはならない

チェックルールは、チェック実行の前提条件とチェック自体で構成されています。 前提条件は満たされたがチェック自体がだめだった場合には、このルールに定義されたメッセージが表示されます。 異なるタイプのメッセージを定義することもできます。 取引が中断されるか、エラーメッセージ、警告メッセージまたは情報が出力されます。 また、メッセージには最大4つの出力パラメータを設定することができます。

個別チェックには、3つのチェックポイントが区別されています。

・ 伝票ヘッダ

元帳、バージョン、年度、期間、伝票タイプなどの一般項目をチェックすることができます。

・ 伝票科目

連結勘定科目、取引タイプ、取引会社また追加ユーザ定義項目などの伝票科目データや伝票ヘッダ項目をチェックすることができます。

・ 転記

すべての伝票科目にわたる一般チェックを行うことができます。

転記時には、呼出位置がチェックの正確な呼び出しを決定します。

チェックルールの更新は、導入ガイドのセクション転記で行います。 チェックはユーザ固有のチェックと関連するので、標準 SAP R/3 システムにはチェックルールがプリセットされていません。 このため、 ‘A*‘ から ‘Z*‘ の範囲でルールを登録することができます。 一方メッセージは、カテゴリ ‘Z*’ で登録することができます。

元帳、バージョン、チェック名、説明および呼出位置は、チェックルール更新の第一画面で決定します。 ここで、チェックルールを有効化するかどうか指定することもできます。 さらに、選択したレコードのルールおよびメッセージを更新するには、メニューオプションの ジャンプ チェックの順に選択します。

チェックルールにセットを使用したい場合には、条件項目が含まれているテーブル FILCA で定義してください。

チェックの定義についての詳細は、マニュアル ”ユーザ定義補助元帳チェックと代入” を参照してください。