伝票タイプ

連結財務諸表内で個別財務諸表データに関して行われた値基準の変更は、転記伝票によってシステムにすべて入力する必要があります。 この処理によって、元の個別財務諸表データが後に固定システムでも評価されることが保証されます。 オリジナル入力データとそれぞれの連結伝票を組み合わせて評価した場合にのみ、連結財務諸表値が作成されます。

同種類の伝票をレポートするときは、1つの伝票タイプに一括することができます。 この2桁の英数字による任意定義可能な伝票タイプを、導入ガイドの 転記のセクションに入力します。 伝票タイプ更新へのアクセスは、バージョンによって異なります。 1つのバージョンのすべての伝票タイプ、または1つの伝票タイプの各種のバージョンを表示または更新することができます。

伝票タイプに応じて、さまざまな転記パラメータを入力できます。

・ 各伝票タイプに転記レベルを割り当てます。 割り当てられた転記レベルに応じて、入力の有効性がチェックされます。 さらに、合計データベースと伝票データベースへの入力は、転記レベルに応じて別々に行われます。

・ 自動伝票番号の割り当てが行えるように番号範囲を指定します。

・ 統計的連結勘定科目への入力時に、連結伝票の残高チェックを実行するかどうかを決定できます。 貸借対照表と損益計算書の科目への入力時には、残高チェックが必ず実行されます。

・ 現地通貨、取引通貨、グループ通貨で転記することができます。 伝票タイプに必要な通貨は、事例ごとに指定されます。

・ 転記の際は、以下のタイプの連結勘定科目がアドレスされます。

貸借対照表科目

− 損益計算書科目

− 統計科目

伝票タイプごとに、転記される可能性のある連結勘定科目のタイプを指定します。

・ 一部の入力では、繰延税を自動的に転記できます。 伝票タイプごとに、自動計算と自動転記を行うかどうかを決定してください。

転記レベル2の相殺仕訳では、2つの異なる手順から適用可能な税率を選択することができます。 繰延税も参照してください。

・ 転記の際は、必要に応じてユーザ指定の追加項目を勘定コードに割り当てることもできます。 標準勘定割当には、さらに3つの 10 文字項目を自由に追加することができます。 これらの追加項目を使用して、製品グループ、地域的市場、利益センタまたは流通経路などを割り当てることもできます。 伝票が一意の場合は、追加項目も自動科目に転送できます。 伝票タイプごとに、これらの追加項目を使用するかどうかを決定する必要があります。

FI-LC システムでは、追加項目の入力をサポートしていないので注意してください。 したがって、該当するデータは、リアルタイム更新やロールアップのような自動転送方法で連結処理に転送する必要があります。

・ 後続期間に入力が再び取り消される場合には、該当する伝票タイプに自動取消を保存することができます。 決算期間 (012-016) に転記する際には、後続期間は次年度の期間 001 となるので注意してください。

取引会社間の統制勘定一覧を登録する場合は、売掛金と買掛金との間に差額が生じます。 これは、出荷がまだ途中で1つのサイドでしか貸方になっていないためです。 修正仕訳はこの差額を調節するので、後続期間では再び自動的に取り消されます。

マニュアルの取消入力と違って、自動取消ではステータス管理と関係なく実行できるので注意してください。 したがって、後続期間でロックされたステータスを再びオープンする必要はありません。

転記に続く個別パラメータに関するトピックも参照してください。