連結ステータスの管理

連結ステータスを管理することにより、個別連結アクティビティの順序を管理またコーディネートすることができます。 連結ステータスを使用して、どのアクティビティがすでに実行されているかを確認することができます。 連結処理をきちんと管理するには、特定の実行順序を守らなければなりません。 このため、すべてのデータ入力と標準化仕訳は外貨換算の前に実行しておく必要があります。 入力の転記または標準化仕訳を後で行った場合には、換算を繰り返しておこないます。 外貨換算は、グループ通貨でデータ入力をしない会社には、連結仕訳を行うための前提条件です。

ステータス管理機能の概要

ステータス管理は、以下のそれぞれにある連結処理メニューに呼び出すことができます。 個別財務諸表 / 換算 / 転記
依頼画面では、連結グループ、年度、期間そしてバージョンを指定してください。 この時点では、連結グループの個別会社を選択できます。 依頼画面では、選択会社の名称を含めた選択が表示されます。

ステータス管理はデータ入力、換算および連結グループの領域を区別します。

ステータス管理アクションは、依頼画面で変更モードで実行できます。 これらのアクションは以下のとおりです。

・ データ入力領域では以下のアクションができます。

- 現地通貨値のチェックの実行

- データ入力のブロック

- データ入力のブロック解除

・ 換算領域では以下のアクションができます。

- グループ通貨値のチェックの実行

- 換算のブロック

- 換算のブロック解除

・ 連結グループ領域では以下ができます。

- 連結グループ値のチェックの実行

- 連結グループのブロック

個別ステータス管理アクションは、選択に含まれる連結グループ会社だけに影響します。

下記では、個別のステータス管理領域について説明します。

1. データ入力

データ入力は、個別財務諸表データと標準化仕訳の両方を含みます。 ステータス管理内のアクティビティがなくても、まず最初にこれらのステップを実行することができます。

データ入力が完了したら、現地通貨値のチェックを実行しなければなりません。 このチェックでのエラーの数は、ステータス管理の詳細画面の別個のデータ入力項に表示されます。 データ入力をブロックする前には、エラーなしのチェックを実行しなければなりません。 この詳細は、 入力チェックを参照してください。

データ入力がブロックされるまでは修正仕訳を行えます。

多くの会社では、未処分利益を計算するプログラムを実行することを要求します。 ステータス管理の詳細画面は、このプログラムの進行状況を表示します。 以下のデータ転送方法を使っている会社が影響を受けます。

FI からのリアルタイム更新

− ロールアップ

R/ システムからの定期的抽出

これらの会社へのデータ入力は、プログラムがすでに実行された場合にのみブロックできます。

チェックおよび、必要に応じて未処分利益の計算を実行した後には、データ入力をブロックできます。 一旦データ入力がブロックされると、個別財務諸表データを入力したり、修正仕訳を行うことができなくなります。 これを行おうとすると、エラーメッセージが表示されます。 補助的なデータ入力または修正仕訳を行いたい場合には、ブロックを解除しなければなりません。 これを確認すれば、手順の後続アクションはすべて再設定されます。

データ入力書式の定義内で、ブロックフラグを使用した入力の継続を許容するデータ入力書式もあります。 これらの書式はデータ入力書式の例外です。 このような後続入力は、資本連結および未実現損益相殺消去に対するテーブルを更新する場合には、特に必要となります。

2. 換算

仮換算および実績換算の2つのタイプの換算が区別されます。 まだデータ入力がブロックされていない場合は、”仮” 換算です。 換算値は合計テーブルで更新されますが、ステータス管理では換算をブロックできません。 このため、ステータス管理では仮換算は無視されます。 ( 連結ステータス ”外貨換算” のセクションも参照してください )

データ入力がブロックされると、”実績” 換算が可能になります。 ステータス管理の詳細画面が実行された換算を表示します。 外貨換算に続いて、グループ通貨値のチェックを実行しなければなりません。 発生したエラーは別の項に表示されます。 換算をブロックする前には、エラーなしのチェックを行わなければなりません。

その現地通貨がグループ通貨と同じである会社には、以下の例外が適用されます。

− グループ通貨が元帳通貨に等しい場合は、データ入力がブロックされると、外貨換算も自動的にブロックされます。 詳細画面の 換算項目は、これらの会社には適用されません。

ただしこれは、連結財務諸表に部分的に挿入されている会社には適用されません。 ( 詳細については、 比例連結 ”外貨換算” セクションを参照してください。 )

連結グループ内の会社の外貨換算をする必要がない場合は、 換算機能ブロック自体が非適用になります。

− グループ通貨が元帳通貨と一致していない場合は、現地通貨グループで処理することになります。この場合、データ入力および連結仕訳は国内通貨で行われていますので、外貨換算は必要ありません。 しかし、外貨換算をブロックするステータス管理タスクが実行されるのは、連結グループレベルではなく、各会社レベルです。 その会社が現地通貨グループではない別の連結グループに属している可能性があるので、ステータス管理では外貨換算の実行を要求します。 このため、外貨換算は自動的にはブロックされません。

3. 連結グループ

連結グループ内のすべての会社に換算をブロックし、連結入力を実行した後は、連結グループをブロックできます。 その前にチェックを実行できますが、これは絶対に必要なわけではありません。 連結グループがブロックされた後は、転記はできなくなります。 このように、連結グループをブロックすると、連結処理をした後、財務諸表のデータを誤って変更してしまうことを防げます。

ステータス管理の詳細表示

ステータス管理の詳細画面では、選択会社のデータ入力と換算領域についてのステータスを表示します。 連結ステータスの手順を選択すると、すべてのアクションを変更モードで実行することができます。 個別会社への追加指定は、追加詳細画面で表示されます。 この画面では、誰がいつ個別アクションを実行したかについての詳細がログに記録されます。

会社の選択

ステータス管理の詳細画面で、さまざまな会社選択を行うことができます。

・ データ入力と換算領域ついては、以下の会社選択ができます。

- エラーを含んだすべての会社

- エラーのないすべての会社

- ブロックされていないすべての会社

- ブロックされたすべての会社

・ 国の選択

国を選択するには、詳細画面のその国の上にカーソルを置きます。

・ 個別選択

個別会社を選択するには、必要な会社を選択して ENTER キーを押します。

・ 全選択

この選択は、 ビューの手順を選択して行うか該当する押ボタンをクリックして行います。

第一画面に選択タイプがテキストといっしょに表示されます。