用途
異なる連結勘定科目セットは、通常異なる換算レートを使用して換算されますこの換算レートを決めるために、さまざまな外貨換算キーと換算レートフラグの組み合わせを使用します。
変換対象の科目セットごとに外貨換算キーを選択します外貨換算キーの種類によって、換算レートフラグを選択しますこの設定により、システムに必要な情報が与えられ、換算に使用される換算レートを決定できるようになります。
特徴
外貨換算キー
次のテーブルは、システムに事前定義された外貨換算キーをまとめたものです。
No. |
内容説明 |
換算手順 |
0 |
連結値がゼロになる換算 |
残高繰越期間から当期までのグループ通貨値の合計がゼロになるように当期のグループ通貨値が計算されます。 |
1 |
換算レートテーブルの現換算レートを使用する換算 |
換算レートは換算レートテーブルから取得されます。 当期の換算レートを使用して、残高繰越期間から当期までの現地通貨値の累計額が換算されますその結果はグループ通貨値の累計値となります。 この値から、前期までのグループ通貨値の累計額が差し引かれますその差額が当期のグループ通貨値として保存されます |
2 |
換算レートテーブルの取得年度による取得時レート換算 |
換算レートは換算レートテーブルから取得されます。 関係する取得年度の換算レートを使用して、残高繰越期間から当期までの現地通貨値の累計額が換算されますその結果はグループ通貨値の累計値となります。 換算キー1と同じように、この値と前期までのグループ通貨値の累計額の差額が計算されますその差額が当期のグループ通貨値として保存されます。 |
3 |
投資額変更テーブルからのデータによる取得時換算 |
この換算キーを使用するには、投資額変更テーブルに現地通貨とグループ通貨の両方で投資額を入力しておかなければなりませんこのキーを使用するときは、データベースからデータが読み込まれるように 指定することはできません。 投資額変更テーブルから換算対象の投資科目ごとのグループ通貨値が読み込まれます。 換算キー1と同じように、この値と前期までのグループ通貨値の累計額の差額が計算されますその差額が当期のグループ通貨値として保存されます |
4 |
投資先資本額変更テーブルからのデータによる取得時換算 |
換算キー3と同じ手順です。 ただし、投資先資本額変更テーブルから換算に必要な値が読み込まれます。 |
5 |
換算レートテーブルの月次レートを使用する換算 |
換算レートは換算レートテーブルから取得されます。 各期間に対応する換算レートを使って、各期間の現地通貨値が換算されますその結果はグループ通貨値の累計値となります換算キー1と同じように、この値と前期までのグループ通貨値の累計額の差額が計算されますその差額が当期のグループ通貨値として保存されます。 ただし、換算キー1では当期の換算レートを使って現地通貨値の累計額が換算されるのに対し、換算キー5では各期間ごとにそれぞれの期間の換算レートを使って値の換算が行われます。 |
6 |
再換算されない既存のグループ通貨値 |
データベース上に存在するグループ通貨値は有効とみなされますそのため、現地通貨値は再換算されません。 リアルタイム更新、定期抽出、ロールアップなどのデータ転送方法では、通常連結アプリケーションに現地通貨とグループ通貨の両方のデータが提供されます。 |
7 |
ユーザ定義による換算レートの決定 |
ユーザ Exit により換算レートが決定されますその他は、換算キー1と同じです。 |
9 |
換算レートテーブルのレートを使用する取引通貨の換算 |
換算レートテーブルが値の換算に使用されます。 これは例外的な場合で、取引通貨が換算の基準通貨となります当期の換算レートを使用して、残高繰越期間から当期までの取引通貨値の累計額が換算されますその結果はグループ通貨値の累計値となります。 換算キー1と同じように、この値と前期までのグループ通貨値の累計額の差額が計算されますその差額が当期のグループ通貨値として保存されます。 |
換算レートフラグ
換算レートフラグは特定の換算キーにプリセットされていません換算レートの更新に使用するフラグを決定しますたとえば、 現換算レート、平均レート、前年度の現換算レートなどのフラグを使います。
カスタマイジングで外貨換算方法を定義するときに換算レートフラグを指定しなければならないかどうかは、次のテーブルに示されるように、使用する外貨換算キーにより設定されます。
外貨換算キー |
換算レートフラグは必要か |
0 |
No |
1 |
Yes |
2 |
Yes |
3 |
No |
4 |
No |
5 |
Yes |
6 |
No |
7 |
No |
9 |
Yes |