解釈アルゴリズム

用途

解釈アルゴリズムを使用すると、得意先および取引銀行の両方またはいずれかによって提供され、銀行報告書の受取人注意書明細に入力された情報にもとづいて、銀行報告書の銀行入金と銀行支払を検索することができます。 解釈アルゴリズムは、受取人注意書明細の情報を解釈する方法を設定します。

特徴

次のアルゴリズムが利用可能です。

000 ( 解釈なし )

SAP が提供する標準アルゴリズムを使用しない場合には、このキーを使用します。 この場合、機能拡張 ( ユーザ Exit) を利用してユーザが独自に定義したアルゴリズムが呼び出されます。

001 ( 標準アルゴリズム )

アルゴリズム 001 では、電子銀行報告書の受取人注意書項目の値が伝票番号または参照伝票番号として解釈されます。 この処理では、この値が銀行報告書をインポートする際に入力された伝票 / 参照伝票の番号範囲内にあるかどうかがチェックされます。 範囲にある場合には、 R/3 システムで決済される明細の検索を行います。

電子銀行報告書をインポートする選択画面の値 BELNR 番号範囲” および XBLNR 番号範囲” を使用して、伝票 / 参照伝票に可能な範囲を規定する必要があることに注意してください。

参照伝票が先行ゼロを伴って R/3 システムに保存されている場合は、銀行報告書の値に先行ゼロが含まれている場合だけ伝票を検索できます。 たとえば、銀行報告書のインポート選択画面で 00100 - 00200 を間隔として入力した場合、参照伝票番号が単に 100 だとすると、値は検索されません。

011( 支払小切手 : 小切手番号は伝票番号と同じではありません )

銀行が番号のついた小切手を使用する場合、アルゴリズム 011 が小切手による支払いに使用されます。 取引銀行は銀行報告書に小切手番号を供給します。 アルゴリズムによって、小切手番号を使用して適切な伝票番号が検索されます。

012( 支払小切手 : 小切手番号は伝票番号と同じです )

小切手印刷が番号のない書式を使用して行われる場合は、アルゴリズム 012 が小切手による支払いに使用されます。 その場合は、 SAP 伝票番号が小切手番号として小切手に印刷されます。 取引銀行はこの小切手番号を銀行報告書で確認します。

ここでも、また番号範囲検索のための番号範囲を指定する必要があります。

013( 支払小切手 : 小切手番号は伝票番号と同じ場合と同じではない場合があります )

アルゴリズム 13 は、アルゴリズム 11 またはアルゴリズム 12 ごとに、受取人注意書明細の小切手番号を解釈します。

019( 参照番号 DME 管理 )

アルゴリズム 019 を支払実行で使用します。 支払プログラムを使用して生成された支払媒体のすべての明細は、 DME( データ媒体交換 ) 参照番号によって集計されます。 取引銀行は、明細の全体の合計を DME 参照番号で確認します。 アルゴリズムは DME 参照番号を銀行報告書の受取人注意書明細で検索します。 参照番号はシステムのすべての明細を検索して決済するために使用されます。

020( 伝票番号検索 )

アルゴリズム 020 は、受取人注意書項目の内容を伝票番号としてだけ解釈することを除けば、アルゴリズム 011 と同じように機能します。

021( 参照伝票番号検索 )

アルゴリズム 020 は、受取人注意書項目の内容を伝票番号としてだけ解釈することを除けば、アルゴリズム 011 と同じように機能します。

解釈アルゴリズムは、電子銀行報告書でのカスタマイジング作業の一部として規定します。 資金管理導入ガイドにジャンプして、 ビジネスイベント→電子銀行報告書→外部取引の転記ルールへの割当を選択します。 外部取引の割当も参照してください。

SAP により供給された標準アルゴリズムが必要条件を満たしていない場合、ユーザ Exit により実行事項をプログラムすることができます。これは、標準アルゴリズムの修正にはなりません。